明石高専でKDDI株式会社による特別講義が実施されました!

参考

2021年10月14日、明石高専では学生及び教員に向け、2021年度のCo+work前期成果発表会の際に評価員として参加したKDDI株式会社による特別講義が開催されました。

私たちもこの講義に参加してきましたので、ご紹介します。

Co+workって??

Co+workは、「自律、協働、創造」の力を養うことを目的としたPBL(Problem/Project-Based-Learning)型授業です。その最大の特徴は、3学年(2年~4年)・全学科の必修で、約500人もの学生が学年学科断の8~9人チームに分かれて取り組み、そして全教員がこの授業を担当することです。

(参考:https://www.akashi.ac.jp/copluswork.html

今回の特別講義のテーマは「企業がビジネスで活⽤するデザインシンキングの事例」、「課題設定の重要性」、「わかりやすい発表を⾏うための要素」です。講義の中ではリアルタイムで質問が投稿できる「Slido」も活用し、一方通行ではないインタラクティブな講義が行われました。

また、新型コロナウイルス対策として、約30名の学生は対面にて受講、別の教室に分かれた学生に対してはオンライン配信の形式とすることで、密な環境ができないよう配慮されていました。(ちなみに私は対面で受講することができました。)

KDDI×明石高専

KDDIと明石高専は、以前から”PBL型授業「Co+work」の評価員としてKDDIの社員が参加する”などで親交を深めており、今年の6月にも”イノベーション人財の育成を目的とした包括的連携協定“を締結しています。

また、KDDIとしてはSDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして明石高専での講義を通じて社会課題解決のためのイノベーション人財育成の推進を行っています。

<KDDIが目指す地方創生の姿> – KDDIニュースリリースより

今回の授業で得られたもの

今回ご紹介するのは、あくまでも一部の意見ですので、事前にご了承ください。

Co+workは明石高専の特徴の一つとも言える授業で、学校説明会でも大きく紹介されています。その中で日本を代表する企業、KDDIが講義をしたことは、非常に大きな意義があると私は考えています。今後もKDDIに限らず様々な企業に講義をしてもらうことで、高専生の社会に対する意識が増えて、日本の未来に良い影響を及ぼしていくのではないでしょうか。

一方で、今回の講義で明石高専の問題点も浮き上がって来ました。今回の講義の中で使用されたSlidoというサービスには、YouTubeのライブチャットのような質疑応答機能が搭載されており、今回は匿名だったこともあって、その投稿がとても健全とは言えない状態になってしまいました。

質疑応答 – NECネッツエスアイ Slido紹介ページより

これはTwitterでも定期的に同じようなことがおきており、一部の高専生のツイートには、様々な部分への配慮やモラルが欠けている物が多く見られます。最近では、学校側も積極的に注意を呼びかけるようになり、それが今回浮き彫りになった形です。

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